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フランシス真悟|Interference New Painting


フランシス真悟さんの個展、最終日に滑り込みました。市原湖畔美術館での大作に続き、フランシスさんの絵画をゆっくりと鑑賞する絶大な好機に恵まれたわけです。これは、フランシスさんと原游さんと双方の古い友人とぼくが知り合っていたことを、この数ヶ月で知ることとなった共時性が、ぼくだけのものではなく、フランシスさんたちにとってもそうであるに違いないとおもうからです。しかも、フランシスさんと原さんはお互いにそのことを知らないかもしれません。

ぼくは、そのような個人的な視点を抱きつつ、切り取られた線、ぬり込められた面に、なにかを観ているかのようでした。これらは、人が実際に観ることができるディメンション、感情の地平というものがあると指し示してくれているようでした。きっと、観る人が、何処にどういう質量で在るかということで、美術館で部屋でそしてその目の前で、空間の経験になっていくことを想っていました。あらためて、同じ展覧会に参加できた幸せを、おもうものです。

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