Unknown Sculpture Series No.7 #4 髙山陽介「朝のうた」
カトウチカさんの企画の、Unknown Sculpture Series No.7 #4、髙山陽介さんの個展「朝のうた」を観にいきました。(本展は、9月3日に終了しています)
少し道に迷ったので遅れてしまいましたが、ちょうど、成相肇さんとの対談の日で、作品の話だけでなく、その周りというか、生きている人間の雰囲気というか、ふんわり、ぼんやりとした何かがひっぱりだされ、醸し出され、立ち現れていました。
ステートメントにもありましたが、想像と現実の距離の空間を行き来する感情のようなものが、くっついたり、はなれたり、どこかへいってしまったり。そういうものを掘り起こしているんだと、削っているんではなかろうかと、感じました。絵を描くのと似ているのかな、非言語化領域なのかもしれません。
やはり、世の中には、希有な才覚にあふれた、面白い人がいるんだと、楽しくなりました。まるで、生きてその辺を歩いたり休んだりしているのを眺めているような、すてきな作品でした。
「二つの顔の彫刻がある。結ばれた、あるいは結ばれなかった愛のシンボル。顔と顔との距離、現実との距離、見えない距離。雲の中のような中間の空間、想像や記憶が名残のように存在する。(髙山陽介)」
Unknown Sculpture Series No.7 #4
髙山陽介「朝のうた」
協力:ギャラリー・ハシモト
オープニング・レセプション
8月17日(木) 18:00〜
トークイベント
髙山陽介 X 成相肇(東京ステーションギャラリー学芸員)
8月27日(日) 16:00〜
チャージ ¥500(ワンドリンク付き)
Unknown Series キュレーター:カトウチカ
qqxr4ugd@lilac.ocn.ne.jp