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家村ゼミ展 2017 髙柳恵里 × 髙山陽介 × 千葉正也


25年ぶりに多摩美術大学へ「家村ゼミ展 2017 髙柳恵里 × 髙山陽介 × 千葉正也」を観に行きました。

もう、建物自体ががらりと変わっていて、卒業当時の面影はあまるで無かったですって、そりゃいつから来ていないんだって、いわれると思いますが。髙山陽介さんの作品を世田谷のギャラリーで観て、気になっていたので、横浜市民ギャラリーあざみ野での「渡辺豪 ディスロケーション」展から、はしごして、終わる30分前に滑り込みました。

インスタレーションとしてのオブジェクトの設置というのは、作品を展示する、ある場所に置く精神的な技術ばかりでなく、制作の行為の延長としてとらえられているのだということを、みたようにおもいます。これは、作家同士でよく話し合った結果として、志向性を絡めて反射させていることになっているのかと想像しました。おもいます。空間的にみえない領域があって、湿地帯をぬっていく木道を渡っていくような気分があり、外れないようにしかし跳躍するような 高揚感がありました。ぼくの場合は、絵かきとしての作品の自己言及性は、絵そのものだけでなく、絵と絵のあいだ、絵が絵を観るようなまなざしで、会場を構成するということでもあるかとおもいます。

いま、女子美術大学のヴィジュアルデザイン科の非常勤講師として、お世話になっている乗田さんがフライヤーのデザインを、山形さんがウェブデザインをなさっているのですがあ、その素敵なデザインにもそのことが反映されて表彰しているのかもしれません。

家村ゼミ展 2017 髙柳恵里 × 髙山陽介 × 千葉正也

企画:多摩美術大学美術学部芸術学科展覧会設計ゼミ 長田詩織、新西洸之介、鈴木尚子、荊天慧 宣伝美術:乗田菜々美 ホームページ:山形倫矢


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