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西原尚|TWS渋谷「渋谷自在―無限、あるいは自己の領域」


西原尚さんが出展する展覧会「渋谷自在―無限、あるいは自己の領域」が、トーキョーワンダーサイト渋谷で、7月29日(土)から9月17日(日)まで開催されています。ぜひ、お越しください☆

「渋谷自在―無限、あるいは自己の領域」

会期:2017年7月29日(土) - 9月17日(日)

休館日:月曜日

時間:11:00 - 19:00

入場料:無料

主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 育成支援課

協力:URANO

制作協力:株式会社けんちく工房邑

会場:トーキョーワンダーサイト渋谷

アーティスト:大野茉莉、西原 尚、潘 逸舟

2001 年より若手アーティストの発掘、育成、支援を行っているトーキョーワンダーサイト(TWS)の2館目として2005年に開館したTWS渋谷。国内外のオルタナティブスペースや国際的な芸術文化機関との連携プロジェクトをはじめ、国際的に活躍する海外のクリエーターや日本の若手クリエーターを紹介し、既存の美術館やギャラリーの枠組みを超えたスペースとして活動してきました。このたび2017年10月に、新たな展開を見据え、東京都現代美術館が運営する新施設として再整備します。

TWS渋谷最後となる本展覧会では、自身の身体を起点として世界を測り、美術の枠に囚われずその表現領域を拡張している3名の作家を紹介します。私たちは、常にあらゆる物事を分類し、そこに自らを所属させて生活をしています。身分や職業、人種、国境のように、時に他者との間に境界線を引くことで、自分の存在を守り、安心感を得ます。しかし、その安心と引き換えに、自らの自由を手放しているのではないでしょうか。 2020年のオリンピック・パラリンピックに向け、現在も街として更新を続ける渋谷。過去と未来が交錯する場所で、社会に対峙する私たちへ「自」らの「在」り方を問いかけます。

オープニング・トーク 日時:7月29日(土) 16:00〜18:00 出演:大野茉莉、西原 尚、潘 逸舟 

TWS渋谷 クロージング・イベント 日時:9月17日(日) 19:00〜20:30 *詳細が決まり次第、当ウェブサイトでお知らせします。

大野茉莉|Mari Ohno 「トーキョー・エクスペリメンタル・フェスティバル Vol.8」TEFサウンド・インスタレーション部門参加

「人間の知覚」や「自然/生命現象」をテーマに、インスタレーションやパフォーマンスなど、音を軸とした作品を発表しています。音の現象的な特性と、自然のプロセスや要素の持つ特性を、時間と空間を用いて表現します。作品を通して自然と人工的な世界の関係性を考察します。

西原 尚|Nao Nishihara 「平成26年度 二国間交流事業プログラム<ベルリン>」参加 「トーキョー・エクスペリメンタル・フェスティバル Vol.8」TEFサウンド・インスタレーション部門 特別賞受賞

楽器や木材、金属など見慣れたものを素材にして、聞いたことのないような音を作り出して好奇心をくすぐり、聴衆の可能性を追求する作品制作やパフォーマンスを行っています。モノ/身体を介して生み出された音が人にどのように届くのかを実験するなど、音と視覚、身体を使った表現を試みます。

潘 逸舟|Ishu Han 「平成25年度 二国間交流事業プログラム<メルボルン>」参加 「平成24年度 国内クリエーター制作交流プログラム」参加

上海に生まれ、9才の時に青森県に移り住んだ潘は、「アイデンティティ」をテーマとして自分の身体を用いたパフォーマンスの要素を併せ持つ映像を軸に、「境界」や「領域」を探る作品を制作しています。作品を通して社会の中での自己と他者の関係性を浮かびあがらせます。

また、TWSアートカフェにて同時開催の、牡丹靖佳さんの個展「Thaw」もお見逃しなく☆

牡丹靖佳「Thaw」

会期:2017年7月29日(土)〜9月18日(月)

時間:10:00 - 23:30

入場料:無料

主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 育成支援課

協力:アートコートギャラリー

会場:トーキョーワンダーサイト アートカフェ 24/7 coffee & roaster ※TWS渋谷併設

アーティスト:牡丹靖佳

トーキョーワンダーサイト(TWS)では、TWSアートカフェにて、人や物の間に在る関係性を注意深く観察し、独自の感性とルールによって、絵画世界に再構築する牡丹靖佳の個展を開催します。タイトルの"Thaw"(雪解け)は、雪解けによって、雪に覆われていたことに気がつくこと、無くなることで見えてくる新しい始まりを示唆しています。東京都現代美術館が運営する「(仮称)東京都渋谷公園通りギャラリー」として再整備されるため、2017年9月末に閉館するTWS渋谷。2005年の開館展「フロム・スクラッチ」に参加した牡丹による展示をとおして、12年間のTWS渋谷の歴史の終わりと始まりについて、思いをはせていただければ幸いです。

プロフィール:牡丹靖佳 1971年大阪府生まれ。1997年スクール・オブ・ヴィジュアル・アーツ(NY)卒業。近年の主な展覧会に「イメージの庭」(伊丹市立美術館、兵庫、2017)、「gone before flower」(アートコートギャラリー、大阪、2016)など。受賞歴にポロック・クラズナー財団助成(2012)など。

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